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■『築道』プロジェクト企画書(4/8)/作成:大阪市立大学中谷ゼミナール中谷礼仁/北浦千尋■
2002年8月5日 一部改定
参考文献:住まいの先生

■築道の精神

築道では家造りにひつようなあらゆる知識を提供します。

一般的に家造りというと、新築のみを思い浮かべがちですが、築道では、下記の五原則を中心とする建継ぎの精神を核におきます。もちろん、増改築に限らず、新築にもこの精神はあてはまります。

●建継ぎ道の五原則
資材性
事物の詩的状態が建て継ぎ成立の条件である。
ティポロジア
建て継ぐ要素をいかに決めるか。
セベラルネス
転用には正当な基準があり、その解法は複数だが有限である。
弱い技術
建て継ぎに見合った技術は特有の弱さを持っている。
新しい公性
建て継ぎには未来への企図―新しい公性―を含むべきである。

●あるものを上手に使う
現状のコンテクストを読み込み、分析し、最適な解決方法を実践する。

[図4]

●公共性の挿入により、独りよがりなデザインにしない。
そのためには認定者(指導者)が必要である。

[図5]