TOP >『築道』プロジェクト
■『築道』プロジェクト企画書(6/8)/作成:大阪市立大学中谷ゼミナール中谷礼仁/北浦千尋■
2002年8月5日 一部改定
参考文献:住まいの先生

■家に対するQ&A

Q1.家は誰のものですか?
A.誰のものでもありません。
家の所有者や用途、かたちが替わっても、存続を望まれるかぎりは、家はあり続けます。

Q2.オフィスと家はどちらが大きいのですか?
A.明らかに家の方が大きいはずです。
オフィスは限られた目的によって作られます。それに対して、家の機能は限ることができません。

Q3.家造りは何故楽しいか?
A.自分が自分以上のことを達成してしまう驚きがあるからです。
単純な住まい造りのうらに、実は膨大な文化が隠されているのです。

Q4.家づくりに建築家は必要か?
A.原理的には必要ありません。でも、先生と呼び得る存在は必要です。
自分一人で家を造ることを学ぶのは大変です。
しかし、ここで提案する築道を身に付けることにより、建築家なしでも家造りをコントロールすることができます。

Q5.門下生は自分で家造りのすべてをしなければいけないのですか?
A.築道は、単純なセルフビルドに反対します。
むしろ、様々な人びとに協力してもらい、考えを共有することを美徳とします。そこに家造りの文化が存在するのです。