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ボパールから10日後 10 days past from Bhopal
ボパールでのワークショップが終り、もう10日が経ちました。
帰国してからはインドの生活が懐かしいばかりなのですが、そうも言っていられない程に、東京では東京での、やらなければならない雑用雑務が日々にあり、それらをこなしている間にうっかり10日が過ぎてしまったというかんじです。今考えれば、ボパールではワークショップの2週間、普段では考えられないメンバーと生活を共にし、今さら懐かしんでみても、もうこんな時間は一生訪れないだろうなあと、ひとり寂しく感じています。
とはいえ、この10日の間にボパールの延長で、面白い小さな事件もちらほら起こっています。
個人的なことなのですが、行きの機内で『ソーシャル・ネットワーク』を観まくったこともあって、ワークショップ期間中にfacebookのアカウントを作ってみました。日本ではあまり広まっていないものの、インド人含めワークショップに参加した学生は皆facebookerのようで、我々と違うユニットではfacebookを利用したネットワーク作成を盛り込んだ案もあった程です。僕も後々連絡を取るのに都合がいいだろうと思って試しにアカウントを作ってみたわけですが、滞在中は忙しさもあって、使い方がいまいち分からずに放置したままでした。
ところが、帰国してからというもの、毎日ワークショップの仲間から友達リクエストというメッセージがいくつも僕のメールボックスに届くようになったのです。ろくに英語も喋れなかった僕のことを皆よく覚えてくれているんだなあと感じ、今頃になってワークショップに参加した実感が僕自身に押し寄せてきたような気がしています。中にはよく分からない名前の人もちらほらいるのですが（なにせインド式の名前なので読み方すら謎）、facebook上にアップされた膨大な写真のおかげで、それらを見れば、ああ、あの人か、という具合で記憶が蘇ってくるのです。
今回のワークショップに中谷ユニットとして同行した寺田さんは、過去の灰塚ワークショップで中谷先生のユニットに参加して以来の仲だそうで、今回のボパールでも強力な助っ人として参加して下さったわけで、そういう素晴らしい関係が今回のワークショップで自分自身築けたか（あるいはこれから築けるか）分かりませんが、これからも皆と連絡を取っていき、また何かの機会で協力できればいいなあと思います。
写真は現地スタッフでいろいろなお世話をしてくれたアディ。（facebookより拝借）とてもいいヤツで、お気に入りのチャイをご馳走してくれた。「I love smoke」と言いながら煙草を吸っていた。
西吉
10 days past from the workshop in Bhopal.
After coming back home, there are too many tasks in my life in Tokyo to miss the life in Bhopal. Looking back now, I think my staying in Bhopal was amazing time with precious members that will never come.
Nevertheless, recently very small events happened around me.
I tried making my facebook account in the workshop because of the watching the movie “social network” onboard.
In japan it’s not so popular but all the friends in India use facebook and seemed to enjoy it.
I thought it useful to contact each other and rode the wave. But I was busy in the workshop so I could not master how to use it.
However, after coming back home, new request messages arrived in my E-mail box everyday. It was impressive for me and I found that the workshop friends remember me and felt the reality of participation.
In the requests, there were several messages I didn’t remember the name ( Indian name system is very difficult for me ! ).
But many photographs on facebook website reminded me of the names of them. Facebook is very useful.
I hear that Ms. Kao Terada who participated in the Bhopal workshop has been good relationship with Nakatani-san since Haizuka workshop in Japan, 1998. And Her ability was great help for our project in Bhopal.
Have I made such a beautiful relationship with friends, Nishu, Jubin, Ankita, Loveleen in Bhopal ? I don’t know it but I think it important to keep the contact and hope we will work together someday.
Following is the photograph of Ady (from Facebook). He is good guy and loves smoke!
nishi
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秘密の朝ごはん
早起きは三文の得。日本人は毎朝一番乗りで作業場に到着します。本来9時に始業のはずなのですが、時間通りに来ているのは我々のみ。文化なのでしょうか。まあ、いいですよね。
今日はたまたまチャパティを焼いているお手伝いさんに遭遇。焼きたてほやほやの一枚をつまみ食いしましたら、これは美味しくないわけがないですね。熱で膨らんだチャパティの中に閉じ込められた小麦の香りを吸い込みながらとっても美味しくいただきました。
写真は仲良く中庭に並んで座りチャパティを食す中谷ユニットの面々。
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20110126 サンチツアー
今日はワークショップの作業もひとまずお休みして参加者全員でサンチツアーへ行って参りました。
たまたまインド独立記念日らしく、街は終日穏やかな祝日ムードでした。
サンチ見学後はウダヤギリへ。石窟寺院もある岩山を登ると、そこには何もなかった、ことはなく、素晴らしい景色がありました。
素晴らしい景色と書いてしまうと何だか陳腐ですが、田園の中に菩提樹のような樹木のシルエットが浮かぶ景色は神聖さに満ちていて、
修行の地に相応しいようでした。インドはこれを見られただけでもう十分かもしれません。
ふう、いや、また明日から頑張ります。
【写真1】朝、サンチツアーを控え、浮かれモードな中谷先生。村松先生のカエル帽を被りポージング。なんか秋葉原ぽいですね。
【写真2】熱帯と亜熱帯の境界線上で逆立ちする村松博士。東大教授。
【写真3】サンチの第1ストゥーパ。最もでかい。門に施された装飾が面白いです。
【写真4】田園に浮かぶ樹木のシルエットが宇宙的。
西吉
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ボパールの飯はうまい
とにかくボパールのご飯は美味しいです。
ワークショップでは朝昼晩ちゃんとご飯が、しかも山盛りてんこ盛りスペシャルで用意されます。メニューはほぼ100％カレーですが個人的には大歓迎です。冷たいカレー、酸っぱいカレー、ココナッツ白カレーなど種類は様々ですがとにかく彼らがカレーであることには変わりありません。そしておまけに美味しいです。
今のところ腹痛に悩まされることもなく、毎日3度の食事はこのワークショップの成功に多大に寄与しているのではないかと思います。ご飯を食べている間は皆幸せなのでコミュニケーションも何となく円滑に進むような気がします。早い英語が聞き取れなくて僕が聞き返しても、目の前のご飯が美味しいので彼らも怒りません。ご飯が美味しくて本当に良かったです。
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