Daily Archives: 2011/01/31

Note

The diary 30th, Jan.

Sunday 30

January 8 Workshop day 8

Benazir college/on site

07:00-08:00 Breakfast

08:00-08:30 Departures, transport to venue

Work of Units

11:00-12:00 lecture by Diana Walters (museology)

13:00-14:00 Lunch break

Work of Units

19:00-20:00 Dinner break

Work of units in venue

20:00- Departures, transport to hotels

日曜日だが、ワークショップは続く。

ひとつアイデアがあった。タクす会のときに教えてもらったプレゼンテーションで、プロジェクターを上から吊るし、机の平面をグラウンドにして検討を行うこと。

学生が来る前にそれをおこなった。会場には均等に柱があり、鋳鉄製のブラケットがある。ここに三脚を逆さにしてひもで三点を固定すればできるはず。紐屋は10時から空く。1時間も待っていられない。日本人学生にひもを探してきてと言った。同時に、会場横に住んでいるおばさんから洗濯用の紐をとりはずして、貸してくれとお願い。なんとか成功する。まだ足りない。ウラのゴミ捨て場に言って、ビニールひもを1m発見。まだ足りないと思ったら机の下にあった!学生がまだ来ないので、一人でなんとか固定。学生は紐を買ってきたので、それも使ってさらに固定。もうひとつ買ってきてもらい、先ほど借りたおばさんに新品を渡してもらうことにした。

ハイテクブリコラージュ

*パートナーのJeethから、工場跡地の将来用地計画をそれぞれのワークショップでつくることになったことを聞かされた。昨日できた”Our drawing”で一気に、先行形態を美しいルートのポスターにして終わろうと思ったのだが、仕方がなく行うことにする。Jeethはなかなか面白い設計手法で、昨日できたトラックログの集積を平面にプロジェクションし、工場跡地に、それぞれの役割(森、泉、コミュニテーセンター等等)で、とにかく書くように指示。30分ぐらいで、抽象画が出来上がる。

それを見て、参加学生がまだ工場跡地と他の地域、インフラストラクチャーがつくるバウンダリーにこだわっていることを指摘。おお、なるほどと思う。

その後第二の用地計画にとりかかる。参加学生のスキルがやや不十分なのか、いくつか特徴がある。

・周囲がかかれていない。その結果、現実のスケールが反映されていない。

・大まかな用地計画のくせに豚肉の部位解説のようにテリトリーが先に決められている。

・逆に妙にこだわった意味のない細部

いわゆる、「できない」典型。改良点をいくつか示唆。

・周囲をかくこと(大きな空地のデザインは周囲との関係から見つかることがある)

・将来の用地計画だから、100年後ぐらいを考えるといろいろ自由になれる。例えば鉄道がまだあるとは限らない。

・一回かいた線は消さない。他のものに転用する。

・丹下がヒロシマでやったようにビスタを検討する。

以上である。その結果、Jeethのいったバウンダリーはがんがん消えていく。跡地計画が周辺計画に展開していった。面白かった。ただまだ、彼らのトラックデータにひそむゴーストの出現にはもう少しジャンプが必要。学生もみんなわかっているので明日は、本来の予定に戻ることにした。

内原さんがいい写真を撮ってくれたと思う。

「ドボク系」の学生に「いい先生だろ」と聞いてみる。「もちろん、インドだとドボク系だからケンチク系の話に口を出すなといわれて、デザインすることをあきらめてたけど、先生が箱から私を出してくれたわ。楽しかった」といわれる。その他、いろいろ笑ったり、騒いだりしているせいか、変な先生として通っているらしい。「いままであった中で一番おかしい(delightful)人」っていうメールが来た。

水平プロジェクター片付ける前に、『音速パンチ』のPVを流して、Coccoをいとおしく抱きしめた。

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The diary 29th, Jan.

wrote by Nakatani Guru

Saturday 29

Workshop day 7 Benazir College

07:00-08:00 Breakfast

08:00-08:30 Departures, transport to venue

13:00-14:00 Lunch break

Work of Units

16:30 to 20:00 Presentation by each unit

Q & A Session Observors Invited for Critique

20:00- Dinner break

20:00-22:00 Work of units in venue Benazir college

22:00-22:30 Departures, transport to hotels

Rest

学生の中間発表の日であった。中間ということでそれほどの特別の準備もせず(一般的に中間発表に余計な時間を注ぎ込むのは無駄だと思う。途中経過を1次会程度でまとめられるぐらいでまとめて一気に出した方が、迫力があるし、弱点がよく分かる)、また各チーム歩き始める。最新の汚染地図と住宅地図をもらう。汚染地図は自分たちで報告書から作成するより引用源がはっきりしている方がベターなのでそのまま使うことにする。

16時30分からの中間発表に備え、このワークショップでおこなうべきことを日本で検討してくれた「タクす会」の石川初、日埜直彦、木下剛、中谷研の宮崎、そしてなぜかそのときつながっていたアムステルダムの吉良森子にスカイプで同時発信で中間発表を中継することに手こずる。新しいヴァージョンで複数同時送信を試みるが、うまくいかない。あわててUSTに切り替える。USTに切り替えたが、結果音声がでなかったとのこと。大変申し訳なくブルーになる。

発表内容は、当方が最初につくったプレゼンテーションでこのユニットの方法を再紹介し(外部クリティックがいたので)、彼らが歩いて、わかったこと、サイト周辺のスモールコミュニティーやエコノミーの特色について発表。我々のユニット、もう工場跡地のことを全く忘れて、周囲の汚染の中で生きる町の方に目を向けている。

インドの質問者側から、「わかった。で君たちの体験は、そういうことでファクトリーサイトの再生にどういう意味があるのかね」という想定済みの質問がでる。

またニューヨークの小栗旬似の通称「イヤなやつ」から、結構好意的な批評をもらう。

学生が言った。「私たちはメモリーを再生しているのではなく、今後メモリーを作り出す今日のボパールを記録しているのです。私たちの記録は、10年後、100年後きわめて貴重な資料になるでしょう。あしたから、わたしたちBhopal Marchの道筋を分析して最終発表に向かいます。」と言ったはずなのだが、途中で写真家の野村さんが帰るということで、発表途中で「野村さんさようなら!」状態になる。野村さんは野村さんで全く問題ないのだが、発表途中の学生のプレゼを遮ったインド人司会者はワークショップでやってはならないことをした。「貴方は全員人を連れ戻してくる責任がある」と述べた後、すごくブルーになった。

その後延々と続くユニットマスターだけの会議(学生とのミーティングをスポイルしている)を中座し、参加学生と会議。

・もう歩かなくてよいこと、

・これからは良い分析をし、太い茎をつけ、良い花を咲かすだけ。みんな何か提案があったら、今夜メールくれといった。僕からはヒントを送ったが、生徒からは来ず。そして矢継ぎ早に、すべての参加者のトラックログをまとめた「ドローイング」が寺田から送られてきた。

村松伸さんから、mAANの事務局を担当してくれていた、益田香(旧姓辻)さんの訃報を知らされる。会場から外れて10分ほど泣いた。

(撮影/野村佐紀子)

Dear participants

My hint is as follows;

Title of final presentation:

The guide to “Bhopal March”, hidden context and daily life in 2011

-You already had a lot of traces with specific theme.

-But Why did you decide “the road”, neverthless you had several routes by what you could caught same result.

-There are more some hidden reason why you selected your route.

-There are Invisible city “ghosts”  in your track trace

-Your track log already include your 6 senses.

-Please analyze your senses from the track log and feed back to make The guide to “Bhopal March”.

-From tomorrow, Kao is as artist. She will quit as instant computer programmer. Kao helps you.

-Workshop is not only analyze the site, but also yourself.

regards

Norihito Nakatani Rhenin

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